【障害児のお金の手当②】障害児福祉手当とは?支給額や申請方法をわかりやすく解説
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「何か受けられる手当ってないのかな?」
「障害児福祉手当って聞いたことあるけど、よくわからない…」
そんな疑問を持つ保護者の方に向けて、今回は【障害児福祉手当】について、支給要件や申請方法などをわかりやすくまとめました。
※第1回では「特別児童扶養手当」をご紹介しています。
※第3回では「市町村独自の福祉手当」を紹介しています。
- 障害児福祉手当とは?
- 対象となるのは?|支給要件と支給条件
- 支給額は?|国と自治体による違いもチェック!
- いつまでもらえる?|支給期間と支給月
- もらえない場合も?|支給制限について
- どこで申請するの?|受付場所と必要書類
- まとめ|情報は自分でキャッチして損なし!
障害児福祉手当とは?
障害児福祉手当は、精神または身体に重度の障害がある20歳未満の在宅の児童に対して支給される手当です。
この手当は、日常生活で常に介護を必要とするお子さんとそのご家庭の負担を少しでも軽くするための制度です。
※出典:厚生労働省「障害児福祉手当について」
対象となるのは?|支給要件と支給条件
以下のいずれかに該当する20歳未満のお子さんが対象になります。
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身体障害者手帳1級、または日常生活で常時介護を要する2級の方
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療育手帳A判定で、知能指数(IQ)がおおむね20以下の方
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上記と同程度の重度障害や病状により、常に介護が必要な方
※判断基準や手帳の等級は自治体によって多少異なる場合があります。
💡「特別児童扶養手当」よりも障害の程度が重いお子さんが対象です。
支給額は?|国と自治体による違いもチェック!
【国の制度】
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月額:16,560円(令和8年度)
【自治体の上乗せ(例:愛知県の場合)】
対象者に応じて、以下のように上乗せされます。
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重度(身体1〜2級+IQ35以下):+6,900円(合計23,460円)
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身体1〜2級またはIQ35以下:+1,150円(合計17,710円)
✅ お住まいの自治体によって金額や条件は異なるので、市区町村にご確認ください。
いつまでもらえる?|支給期間と支給月
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支給期間:申請の翌月から、児童が20歳になる月まで
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支給月:年4回(2月・5月・8月・11月)に3か月分ずつまとめて支給されます
もらえない場合も?|支給制限について
以下に該当する場合、手当は支給されません。
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障害を理由とした年金(障害年金など)を受給している場合
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児童福祉施設等に入所している場合
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所得が一定額を超えている場合
【所得制限の目安(令和8年8月分から)】
障害児福祉手当は、受給資格者本人・配偶者・扶養義務者のいずれか1人でも限度額を超えると支給停止になります。令和8年8月分の手当から、本人の限度額が引き上げられました。
| 扶養親族等の数 | 受給資格者本人 | 配偶者・扶養義務者 |
|---|---|---|
| 0人 | 3,758,000円以下 | 6,287,000円未満 |
| 1人 | 4,138,000円以下 | 6,536,000円未満 |
| 2人 | 4,518,000円以下 | 6,749,000円未満 |
| 3人 | 4,898,000円以下 | 6,962,000円未満 |
| 4人 | 5,278,000円以下 | 7,175,000円未満 |
※令和8年7月分までは本人の限度額が扶養0人で3,661,000円でした(8月分から3,758,000円に引き上げ)。配偶者・扶養義務者の限度額は据え置きです。
🔍 所得=収入-給与所得控除などの必要経費-各種控除。「収入額」ではなく「所得額」で判定されます。
どこで申請するの?|受付場所と必要書類
申請窓口
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お住いの市区町村の役所(福祉担当課など)
必要書類(基本)
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請求者と児童の戸籍謄本(発行後1カ月以内)
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印鑑
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マイナンバー関連書類(通知カードまたは個人番号カード)
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請求者名義の通帳
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診断書(手帳があれば省略できる場合あり)
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本人確認書類(運転免許証など)
📌 詳細は自治体によって異なるため、事前に問い合わせて確認してください。
よくある質問
Q. 特別児童扶養手当と両方もらえますか?
併給できる制度です。ただしそれぞれ支給要件と所得制限が別に設けられているため、片方が対象でももう片方は対象外ということがあります。
Q. 施設に入所している場合も受け取れますか?
障害児福祉手当は在宅で常時介護を必要とする方が対象のため、施設に入所している場合は対象外となるのが原則です。状況が変わったら届け出が必要です。
Q. 所得制限にかかった場合はどうなりますか?
その年度は支給停止となりますが、所得は毎年判定し直されます。翌年度に対象となることもあるため、状況が変わった年には改めて確認してください。
Q. 申請が遅れた分はさかのぼって受け取れますか?
原則として申請した月の翌月分からの支給となり、さかのぼりはできません。要件に当てはまりそうだと感じたら、早めに窓口へ相談しましょう。
Q. 申請するのは親ですか? それとも子ども本人ですか?
障害児福祉手当は、受給資格者がお子さん本人の手当です。手続きは保護者が行いますが、手当はお子さん本人名義で支給されます。父か母が受給者になる特別児童扶養手当とは、ここが大きく違います。
そのため「収入の少ないほうの親が申請すれば所得制限にかからないのでは?」という考え方は、この手当には当てはまりません。誰が窓口へ行くかで判定は変わらないためです。
Q. 同居している祖父母の所得も関係しますか?
関係する場合があります。所得の判定対象は本人だけでなく、配偶者と扶養義務者にも及ぶためです。ここでいう扶養義務者とは、民法で定められた直系血族と兄弟姉妹(祖父母・父母・子・孫・兄弟姉妹)のうち、受給者と生計を同じくしている人を指します。
注意したいのは、住民票の世帯を分けていても「同居」として扱われることがある点です。二世帯住宅などで同じ住所に祖父母が住んでいる場合は、その所得が判定に影響する可能性があります。
ただし、扶養義務者が複数いるときに誰の所得を見るかなど、細かな取り扱いは自治体によって説明が分かれます。該当しそうなときは、自己判断せず窓口で確認してください。
まとめ|情報は自分でキャッチして損なし!
「障害児福祉手当」は、重度の障害を持つお子さんとそのご家族の生活を支える大切な制度です。
しかし、該当していても役所から積極的に教えてくれるとは限りません。
だからこそ、こうした情報を事前に知っておくことがとても重要です。
「うちももしかして対象かも?」と思ったら、ぜひ一度、お住いの自治体に確認してみてください。
次回予告|市町村独自の福祉手当って?
第3回では「市町村独自の福祉手当」について、具体例や申請方法などをご紹介する予定です。
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出典・参考(公式サイト)
※制度・金額に関するご注意
本記事に記載の金額や制度内容は、執筆・更新時点の情報です。金額・条件は年度やお住まいの自治体により異なる場合があります。最新の情報は必ずお住まいの市区町村の窓口や公式サイトでご確認ください。